◆ 第15回じゃがリンピック! ◆
- 2020/02/24
- 21:40
東京オリンピックの開催が間近にせまってまいりましたが・・・
2020年2月15日遠軽町白滝ではじゃがいも料理のオリンピック「第15回じゃがリンピック」が開催されました。



平成17年、白滝村が遠軽町と合併するときに、「白滝」の名を残したいと農家の女性たちがはじめた「白滝じゃが」のPR活動・・・その1つが「じゃがリンピック」です。
町内外の老若男女がオリジナルのじゃがいも料理を持ち寄り、「美味しい・簡単・作ってみたい」を選考基準に入賞レシピを決定!オリンピックらしく、それぞれに金・銀・銅メダルが授与されます。

今年は11組16名、合計13品のオリジナルじゃがいも料理が集まりました。

それでは、それぞれの料理を早速紹介していきますね!!
まずは金メダル料理!
笠井千会さんの「じゃがいもとお刺身のぬた」

笠井さんの生まれ故郷(根室管内)でよく食べていた漁師めしを、じゃがいもでアレンジした1品。じゃがいもを薄切りにし湯通し、味噌・みりんで味付け、お刺身を入れて混ぜ合わせます。今回はサーモンのお刺身でしたが、お好みのお刺身でOKとのこと。今までになかった斬新さと、お酒が進みそうな大人の味が大人気でした!

笠井さん、おめでとうございます!!!!
続きまして銀メダル!!
高橋玲子さんの「じゃがたまチリソースがけ」

昨年は金メダルを取った高橋さんが、連続のメダル入り!千切りにしたじゃがいもとカニカマを卵でとじ、チリソースをかけた印象に残るお料理で、私は口にした瞬間に、今年もメダルを取るな~と感じました。
高橋さん、おめでとうございます!!

そして銅メダル2品です。
杉山智恵さんの「じゃがいものミルクみそスープ」

じゃがいも・野菜・ベーコンを牛乳と味噌で煮て、チーズを溶かしたスープ!牛乳とお味噌の相性がピッタリで、和洋折衷の体のあたたまるスープでした。
東郷恵理さんの「おつまみじゃがコロボール」

マッシュポテトにマヨネーズ、明太子、チーズを混ぜて丸め、パン粉をつけて揚げたおつまみにピッタリの一口コロッケ。濃いめの味でお酒がすすみそうです!

実は、白滝での新規就農を目指して移住してきてくれたお2人。注目のメダル入りとなりました~。
地元の小学校からも2チーム参加!
白滝小学校 岩城さん、中田さん、永井さんの「くしざしポテトあげ」

ポテトを輪切りにして串刺しし揚げたお料理。お肉と一緒に食べたり、チョコをかけたり。お祭りの屋台で人気が出そうな1品でした!
白滝小学校 味戸さん、筒塩さん、永井さんの「ポテチーカリやき」

フライパンにチーズを溶かし、お餅と千切りにしたじゃがいもをのせてカリカリに焼いた、ありそうでなかったアイデア料理!おつまみにも子どものおやつにもピッタリでした!
小田島英美さんの「チリコンポテト」

前回のインドネシア料理ナシゴレンをアレンジした「じゃがゴレン」に続き、アメリカの郷土料理チリコンカンをアレンジした料理!ピリ辛でじゃがいもにピッタリの味付けでした!
大久保颯人さん、真由美さんの「ポテとんかつ パート2」

過去に金メダルを獲得した「ポテとんかつ」の進化版!地元の旬の寒締めほうれん草を一緒に巻いて彩リアップしたポテとんかつは、メインディッシュにもお弁当にもぴったりです。
お2人は更にもう1品出品してくれました。
大久保颯人さん、真由美さんの「じゃがいもムース」

マッシュしたじゃがいもにマシュマロ、牛乳、ヨーグルトなどを混ぜて固めた超簡単ムース!じゃがいもの風味がして美味しかったです。
的場佳奈絵さんの「じゃがブラン」

これがじゃがいも料理!?と驚くほどのオシャレな1品!薄く固めたチョコレートの上に、じゃがいも、牛乳、マシュマロを混ぜて固めたムースを乗せ、ピスタチオやレーズンを載せて仕上げたデザートです。
長原裕一さんの「白滝じゃがdeハットグ」

第1回目のじゃがリンピックからずっと2品出品してくれている“Mr.白滝じゃが”こと長原さん。本場韓国のハットグを家で簡単にできる方法にアレンジ。チーズとソーセージの組み合わせもとっても美味しかったです!
もちろん今年も2品目を出品してくれた長原さん!
長原裕一さんの「白滝じゃがdeシュクメルリ」

ジョージア料理のシュクメルリにじゃがいもを入れてアレンジ!遠い国の郷土料理なのに、北海道と共通するミルクの優しい味わい…。初めて口にするとは思えない親しみのあるスープでした。
出品者みんなでワイワイと試食します。

幕間には、白滝じゃが生産農家のお父さんたちによる「じゃがリンクイズ」も!かぶっているのは手作りの白滝じゃがずきんです。

じゃがいもの豆知識から、みんな大好き”じゃがりこ”に関するクイズまで、じゃがいものクイズがたっぷり!全員参加で大盛り上がり!

クイズに1問正解する度に、じゃがいも生産農家の娘たち「白滝じゃガール」が白滝じゃがを1個ずつ手渡ししてくれます。

受付には、昨年摘んで作った「じゃがいもの花のハーバリウム」も飾らせていただきました。じゃがいもの花は、品種によって様々な色があるんですよ。

私たち農家は、食物を生み出す”生産者”ですが、冬の作物が採れない時期に、自分たちで楽しいイベントを作り出すことも、また”生産者”としてできることなのだと思います。
一昔前は、農業には今よりもずっと人手が必要で、じゃがいもの収穫の時期には、農家はもちろん農家以外の人も、地域の子どもたちさえも一緒になって農作業をしたそうです。
今は機械化が進み、農作業には人手がそれほど必要なくなりました。本当に恵まれた時代に農業をさせてもらっていると感じていますが、昔ほど農業を中心に地域の人々が集まる機会は減ってしまったのではないかと思います。
微力ではありますが、この地域に、私たち農家の手で、じゃがいもをテーマにした楽しいイベント「じゃがリンピック」を続けていきたいと思います。そして、その楽しみの輪を、今後はもっと地域外の人たちにも広げていく工夫をしていきたいと思います。
この笑顔が、1人でも多くの方のもとへ届きますように…。
2020年2月15日遠軽町白滝ではじゃがいも料理のオリンピック「第15回じゃがリンピック」が開催されました。



平成17年、白滝村が遠軽町と合併するときに、「白滝」の名を残したいと農家の女性たちがはじめた「白滝じゃが」のPR活動・・・その1つが「じゃがリンピック」です。
町内外の老若男女がオリジナルのじゃがいも料理を持ち寄り、「美味しい・簡単・作ってみたい」を選考基準に入賞レシピを決定!オリンピックらしく、それぞれに金・銀・銅メダルが授与されます。

今年は11組16名、合計13品のオリジナルじゃがいも料理が集まりました。

それでは、それぞれの料理を早速紹介していきますね!!
まずは金メダル料理!
笠井千会さんの「じゃがいもとお刺身のぬた」

笠井さんの生まれ故郷(根室管内)でよく食べていた漁師めしを、じゃがいもでアレンジした1品。じゃがいもを薄切りにし湯通し、味噌・みりんで味付け、お刺身を入れて混ぜ合わせます。今回はサーモンのお刺身でしたが、お好みのお刺身でOKとのこと。今までになかった斬新さと、お酒が進みそうな大人の味が大人気でした!

笠井さん、おめでとうございます!!!!
続きまして銀メダル!!
高橋玲子さんの「じゃがたまチリソースがけ」

昨年は金メダルを取った高橋さんが、連続のメダル入り!千切りにしたじゃがいもとカニカマを卵でとじ、チリソースをかけた印象に残るお料理で、私は口にした瞬間に、今年もメダルを取るな~と感じました。
高橋さん、おめでとうございます!!

そして銅メダル2品です。
杉山智恵さんの「じゃがいものミルクみそスープ」

じゃがいも・野菜・ベーコンを牛乳と味噌で煮て、チーズを溶かしたスープ!牛乳とお味噌の相性がピッタリで、和洋折衷の体のあたたまるスープでした。
東郷恵理さんの「おつまみじゃがコロボール」

マッシュポテトにマヨネーズ、明太子、チーズを混ぜて丸め、パン粉をつけて揚げたおつまみにピッタリの一口コロッケ。濃いめの味でお酒がすすみそうです!

実は、白滝での新規就農を目指して移住してきてくれたお2人。注目のメダル入りとなりました~。
地元の小学校からも2チーム参加!
白滝小学校 岩城さん、中田さん、永井さんの「くしざしポテトあげ」

ポテトを輪切りにして串刺しし揚げたお料理。お肉と一緒に食べたり、チョコをかけたり。お祭りの屋台で人気が出そうな1品でした!
白滝小学校 味戸さん、筒塩さん、永井さんの「ポテチーカリやき」

フライパンにチーズを溶かし、お餅と千切りにしたじゃがいもをのせてカリカリに焼いた、ありそうでなかったアイデア料理!おつまみにも子どものおやつにもピッタリでした!
小田島英美さんの「チリコンポテト」

前回のインドネシア料理ナシゴレンをアレンジした「じゃがゴレン」に続き、アメリカの郷土料理チリコンカンをアレンジした料理!ピリ辛でじゃがいもにピッタリの味付けでした!
大久保颯人さん、真由美さんの「ポテとんかつ パート2」

過去に金メダルを獲得した「ポテとんかつ」の進化版!地元の旬の寒締めほうれん草を一緒に巻いて彩リアップしたポテとんかつは、メインディッシュにもお弁当にもぴったりです。
お2人は更にもう1品出品してくれました。
大久保颯人さん、真由美さんの「じゃがいもムース」

マッシュしたじゃがいもにマシュマロ、牛乳、ヨーグルトなどを混ぜて固めた超簡単ムース!じゃがいもの風味がして美味しかったです。
的場佳奈絵さんの「じゃがブラン」

これがじゃがいも料理!?と驚くほどのオシャレな1品!薄く固めたチョコレートの上に、じゃがいも、牛乳、マシュマロを混ぜて固めたムースを乗せ、ピスタチオやレーズンを載せて仕上げたデザートです。
長原裕一さんの「白滝じゃがdeハットグ」

第1回目のじゃがリンピックからずっと2品出品してくれている“Mr.白滝じゃが”こと長原さん。本場韓国のハットグを家で簡単にできる方法にアレンジ。チーズとソーセージの組み合わせもとっても美味しかったです!
もちろん今年も2品目を出品してくれた長原さん!
長原裕一さんの「白滝じゃがdeシュクメルリ」

ジョージア料理のシュクメルリにじゃがいもを入れてアレンジ!遠い国の郷土料理なのに、北海道と共通するミルクの優しい味わい…。初めて口にするとは思えない親しみのあるスープでした。
出品者みんなでワイワイと試食します。

幕間には、白滝じゃが生産農家のお父さんたちによる「じゃがリンクイズ」も!かぶっているのは手作りの白滝じゃがずきんです。

じゃがいもの豆知識から、みんな大好き”じゃがりこ”に関するクイズまで、じゃがいものクイズがたっぷり!全員参加で大盛り上がり!

クイズに1問正解する度に、じゃがいも生産農家の娘たち「白滝じゃガール」が白滝じゃがを1個ずつ手渡ししてくれます。

受付には、昨年摘んで作った「じゃがいもの花のハーバリウム」も飾らせていただきました。じゃがいもの花は、品種によって様々な色があるんですよ。

私たち農家は、食物を生み出す”生産者”ですが、冬の作物が採れない時期に、自分たちで楽しいイベントを作り出すことも、また”生産者”としてできることなのだと思います。
一昔前は、農業には今よりもずっと人手が必要で、じゃがいもの収穫の時期には、農家はもちろん農家以外の人も、地域の子どもたちさえも一緒になって農作業をしたそうです。
今は機械化が進み、農作業には人手がそれほど必要なくなりました。本当に恵まれた時代に農業をさせてもらっていると感じていますが、昔ほど農業を中心に地域の人々が集まる機会は減ってしまったのではないかと思います。
微力ではありますが、この地域に、私たち農家の手で、じゃがいもをテーマにした楽しいイベント「じゃがリンピック」を続けていきたいと思います。そして、その楽しみの輪を、今後はもっと地域外の人たちにも広げていく工夫をしていきたいと思います。
この笑顔が、1人でも多くの方のもとへ届きますように…。

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