◆ 春先の 仕事と 暮らしと 遊び ◆
- 2019/03/25
- 16:52
こんにちは。えづらファームの母です。
甜菜の播種(てんさいのはしゅ)が終わったよ~!

3月になって、ようやくはじまった“シーズン2019”
ぶじに春の大仕事「甜菜の播種」が終わりました。
甜菜(てんさい)とは、見た目は大根みたいな作物。日本では北海道のみで生産される砂糖の原料で、砂糖大根とも呼ばれています。砂糖の原料というと、サトウキビが有名ですが、日本で生産される砂糖の7割は、実は甜菜からできているんです!
播種(はしゅ)とは種まきのこと。一般的に、甜菜農家は3月にハウスの中で種をまき、苗を育てて5月頃に畑に移植します。
この「甜菜の播種」
まずは、甜菜を育てるハウスの下準備から始まりました。
掃除して、土を平らにならします。

この時期の生温かいハウスの中の土の香りは独特で、この香りをかぐたびに、シーズンはじめの気持ちを思い出し、身がひきしまります。
少しワクワクして、少し憂鬱で、でも、やらなきゃダメだぞ!という思いです。
苗床に使う土は、別のハウスで準備をしています。
重機で土を運ぶのですが、ハウスの端の土は、手作業で移動させます。

そして、いよいよ播種当日!
ペーパーポットに土をつめ、種をまき、
ハウスの中に並べていくのです。



並べ終えたら終了!!

今年は地元の方&7人の住込みボランティアの力で、2日間で終わらすことができましたー!!
春先のその他の作業
春先の大仕事は、何といっても、この「甜菜の播種」ですが、この時期は他にも色々な作業があります。
例えば、雪どけの遅いこの地域では、雪を1日でも早く溶かす為に、融雪剤をまきます。
黒い融雪剤の粒が、陽の光を吸収し、雪を早く溶かす仕組みです。

また、これは農業ではなく林業では!?と驚く方も多いのですが、
畑のまわりの木々を伐採するのも、大切な農家の仕事のひとつ。
木が大きくなると、畑にかげができ、作物の生育に悪影響だからです。


切った木々は我が家では薪ストーブの薪にしています。
だから、薪割りも重要な仕事。


春先とは言え、まだまだ一面銀世界ですから、休憩も雪景色の中で。

えづらファームのまかない飯
春先に限ったことではないですが、ほとんどの方が「想像以上に体力が必要!」と悲鳴をあげる農家の仕事。
たくさん働いたら、たくさん食べます!
また、農家での暮らしは、みんなで囲む食卓や、自家製野菜の料理が大きな楽しみのひとつでもあります。
決して凝った料理ばかりは作れませんが、みんなが笑顔で食べてくれるような食事を出したいな…といつも思っています。

ハンバーグ(フライパンで巨大ハンバーグを作って、ケーキみたいに切り分けます。楽!)
煮卵(茹で卵をしょうゆ酢で30分ほど煮るだけで、燻製卵のように!)
サラダ かぼちゃのスープ

野菜の揚げびたし(野菜を素揚げして、めんつゆに漬けます。)
鶏のから揚げネギソース(煮卵を作ったあとのしょうゆ酢にネギのみじん切りをたっぷり入れてかける)
じゃがいも汁(和風のお汁に、じゃがいもをすりおろして入れてひと煮立ち。)
実は、今までは私も農作業に出て家のこともやっていたのですが、さすがに無理がきかなくなってまいりまして…。
昨年から従業員が来てくれたので、私は今年初めて農作業の前線には出ず、食事作りなどの裏方に専念させてもらいました。
私がいないと現場がまわらないのでは!という心配をよそに、全く問題なく農作業は進んだそうで、ほっとしたような、少し寂しいような気持ちです(笑)
春先の楽しい遊び
たくさん働いて食べたら、春先ならではの遊びを♬
定番の雪だるまづくりに…

この時期でギリギリ!かまくら作り。

夜のかまくらに、ギャラクシーライトを持ち込んだら、想像以上に素敵な空間になりました。

雪原でスポーツをすることができるのも、春先の気温で雪が溶けて固くなっているからこそ。
雪原サッカーに・・・

雪原野球。

吹雪の日は、家でヒンメリ(麦わらのモビール)を作りました。

「男子ならんでー!」と娘が招集をかけ、腹踊りをしてもらったことも…。
(季節は関係ない)

食後、誰から始めるわけでもなく、ギターに合わせて歌をうたうほほえましい場面も。

そんなこんなで、思いっきり、働いて、食べて、遊んで。
慌ただしく、えづらファームの春は過ぎていきます。
次の大仕事は、4月下旬からのビートの苗の移植。
今回まいた種が立派な苗になったら、それをいよいよ広い畑に植え替えるのです。
そうそう。今年から住込みボランティアメンバーに、えづらファームのオリジナルTシャツをプレゼントすることになりました。
去年来てくれたボランティアが作ってくれた「チャレンジTシャツ」です。

今シーズンもまだまだ始まったばかり。
これからどんなシーズンになるのか、楽しみです。
読んでくださって、ありがとうございました(^^)
甜菜の播種(てんさいのはしゅ)が終わったよ~!

3月になって、ようやくはじまった“シーズン2019”
ぶじに春の大仕事「甜菜の播種」が終わりました。
甜菜(てんさい)とは、見た目は大根みたいな作物。日本では北海道のみで生産される砂糖の原料で、砂糖大根とも呼ばれています。砂糖の原料というと、サトウキビが有名ですが、日本で生産される砂糖の7割は、実は甜菜からできているんです!
播種(はしゅ)とは種まきのこと。一般的に、甜菜農家は3月にハウスの中で種をまき、苗を育てて5月頃に畑に移植します。
この「甜菜の播種」
まずは、甜菜を育てるハウスの下準備から始まりました。
掃除して、土を平らにならします。

この時期の生温かいハウスの中の土の香りは独特で、この香りをかぐたびに、シーズンはじめの気持ちを思い出し、身がひきしまります。
少しワクワクして、少し憂鬱で、でも、やらなきゃダメだぞ!という思いです。
苗床に使う土は、別のハウスで準備をしています。
重機で土を運ぶのですが、ハウスの端の土は、手作業で移動させます。

そして、いよいよ播種当日!
ペーパーポットに土をつめ、種をまき、
ハウスの中に並べていくのです。



並べ終えたら終了!!

今年は地元の方&7人の住込みボランティアの力で、2日間で終わらすことができましたー!!
春先のその他の作業
春先の大仕事は、何といっても、この「甜菜の播種」ですが、この時期は他にも色々な作業があります。
例えば、雪どけの遅いこの地域では、雪を1日でも早く溶かす為に、融雪剤をまきます。
黒い融雪剤の粒が、陽の光を吸収し、雪を早く溶かす仕組みです。

また、これは農業ではなく林業では!?と驚く方も多いのですが、
畑のまわりの木々を伐採するのも、大切な農家の仕事のひとつ。
木が大きくなると、畑にかげができ、作物の生育に悪影響だからです。


切った木々は我が家では薪ストーブの薪にしています。
だから、薪割りも重要な仕事。


春先とは言え、まだまだ一面銀世界ですから、休憩も雪景色の中で。

えづらファームのまかない飯
春先に限ったことではないですが、ほとんどの方が「想像以上に体力が必要!」と悲鳴をあげる農家の仕事。
たくさん働いたら、たくさん食べます!
また、農家での暮らしは、みんなで囲む食卓や、自家製野菜の料理が大きな楽しみのひとつでもあります。
決して凝った料理ばかりは作れませんが、みんなが笑顔で食べてくれるような食事を出したいな…といつも思っています。

ハンバーグ(フライパンで巨大ハンバーグを作って、ケーキみたいに切り分けます。楽!)
煮卵(茹で卵をしょうゆ酢で30分ほど煮るだけで、燻製卵のように!)
サラダ かぼちゃのスープ

野菜の揚げびたし(野菜を素揚げして、めんつゆに漬けます。)
鶏のから揚げネギソース(煮卵を作ったあとのしょうゆ酢にネギのみじん切りをたっぷり入れてかける)
じゃがいも汁(和風のお汁に、じゃがいもをすりおろして入れてひと煮立ち。)
実は、今までは私も農作業に出て家のこともやっていたのですが、さすがに無理がきかなくなってまいりまして…。
昨年から従業員が来てくれたので、私は今年初めて農作業の前線には出ず、食事作りなどの裏方に専念させてもらいました。
私がいないと現場がまわらないのでは!という心配をよそに、全く問題なく農作業は進んだそうで、ほっとしたような、少し寂しいような気持ちです(笑)
春先の楽しい遊び
たくさん働いて食べたら、春先ならではの遊びを♬
定番の雪だるまづくりに…

この時期でギリギリ!かまくら作り。

夜のかまくらに、ギャラクシーライトを持ち込んだら、想像以上に素敵な空間になりました。

雪原でスポーツをすることができるのも、春先の気温で雪が溶けて固くなっているからこそ。
雪原サッカーに・・・

雪原野球。

吹雪の日は、家でヒンメリ(麦わらのモビール)を作りました。

「男子ならんでー!」と娘が招集をかけ、腹踊りをしてもらったことも…。
(季節は関係ない)

食後、誰から始めるわけでもなく、ギターに合わせて歌をうたうほほえましい場面も。

そんなこんなで、思いっきり、働いて、食べて、遊んで。
慌ただしく、えづらファームの春は過ぎていきます。
次の大仕事は、4月下旬からのビートの苗の移植。
今回まいた種が立派な苗になったら、それをいよいよ広い畑に植え替えるのです。
そうそう。今年から住込みボランティアメンバーに、えづらファームのオリジナルTシャツをプレゼントすることになりました。
去年来てくれたボランティアが作ってくれた「チャレンジTシャツ」です。

今シーズンもまだまだ始まったばかり。
これからどんなシーズンになるのか、楽しみです。
読んでくださって、ありがとうございました(^^)
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