◆ ほんと、道具ってスゴイ! ◆
- 2011/05/11
- 23:33
こんばんは。妻です。
大事に大事に育ててきたビートの苗。
すっかり立派に育ち、もう畑に植え替えてもいい頃です。
さて、この「ビートの苗」を、どういう風に移動させて、
畑に植え替えるのか・・・。
たぶん、農家じゃなければ想像がつきづらいのではないでしょうか
実は、こういう風に、専用の機械を苗の下に差し込んで・・・
苗を持ち上げて、レバーを動かすと、
苗がパカッ!っと三分割されるんです
そして、この三分割された苗を、
専用のコンテナに入れていきます
後は、このコンテナごと手で運んで、
ビートの移植機に乗せて、
畑に植え替えていきます。
移植機で苗を植え替える仕組みは・・・
ちょっと説明しづらいのですが、
田植えの機械のようなものを想像してください。
自動で1本ずつ畑に苗を植えることができるんです
北海道の畑作農業を学んで思うのは、
使う道具や機械が本当に良くできているということ。
「この道具発明した人、天才 」
と、度々思いながら仕事をしています(笑)
でも、一昔前までは、こんな便利な道具はなくて、
農業は今とは比較にならないほど辛い作業だったようです
例えば、ビートの苗を自動的に分割する機械なんてなくて、
大きなフォークを使って割って、
そのフォークで苗を運んでいたそうです
それはそれは、想像もつかないくらいの重労働だったと聞きました。
そして、その前は、そもそも苗を畑に植え替えることなんてできず、
畑に直接種を播くしか方法がなかったようです。
このビートの苗に関する道具はほんの一例で、
農作業には、数え切れないくらい多くの道具を使います
農業の進化の歴史は、
その道具の進化の歴史そのもの。
色々な人の知恵によって道具が発達し、
今の効率的な農作業ができるということに、
感謝して、働いていきたいと思います。
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