◆ がんばる奴ァ・・・ ◆
- 2012/05/02
- 17:36
こんにちは。妻です。
今日から数日間、春の大仕事のひとつ「ビートの移植」を行います。
※ビート:甜菜とも呼ばれる砂糖の原料。
ビートは、3月の種まきから10月の収穫まで、
栽培に7ヶ月もかかる、比較的手のかかる作物です。
「移植」とは、苗を畑に植え替えること。
無事にこの日を迎えるまで、苗を大切に育ててきました。
◆種まき後、ハウス内で温度管理。
◆無事に発芽!
◆苗ずらし
◆潅水(かんすい)=水遣り
◆苗の外出し(外の環境に慣れさせる為に、苗をハウスから出す)
そして、今日から、いよいよ苗を広い畑に植え付けます。
トラクターで「ビート移植機」と呼ばれる、ビート苗専門の機械を引っ張って移植します。
移植機には左右1人ずつ、合計2人が乗り、
小さなベルトコンベアのようなものにビートの苗を並べていくと、
自動的に畑に苗が植え付けられる仕組みになっています。
夫も、ついにトラクターでの移植機牽引デビュー!!
去年も一昨年も、少しずつ経験させてもらっていましたが、
最初から最後まで全部自分で運転するのは初めてのことです。
↓↓↓終始、緊張の面持ち(笑)
先輩農家さんは“簡単そう”にやってのけるトラクターの運転ですが、
実は、畑をまっすぐに進むことすら、なかなか難しいんです。
でも、苗をまっすぐ植えないと、今後の作業に影響してしまいます。
ここは全力でがんばるしかないっ!
だけど、やっぱり列をまっすぐにするのは難しくて、少しグニャグニャ
午後になり、先代の親方の指導もあり、少しずつまっすぐになってきました。
移植は人の手が必要な作業。
今日は、先代の親方含め、近所の方が合計5人もお手伝いに来てくれました
こんな新米農家のところに、長い畑仕事の経験がある人が来てくれるということは、
とても光栄で嬉しいことです。
そして、お手伝いに来てくれた方々が、
ちょっとずつまっすぐになっていく苗の列を見て
「がんばる奴ァいいサね」(北海道弁)
と話しているのを聞いて、胸にじーんと来ました。
うん、少しずつ、がんばろう。(もちろん私もね)
きっと来年は、今年よりも更に少し、ビートの苗が整列する予定です
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